DbD ティーチャブルパーク優先度について

はじめに

サバイバーやりたい人にはオススメ、キラー始めたい人にはお勧めできない不思議なゲーム、Dead by Daylight 。幸か不幸かご新規さんも増えている様で、多くの人が気にするであろう「誰を育てればいいのか」についてまとめておきます。

一般的な呼称として、キャラクターをレベル50まで育成し、プレステージを回すことによりそのキャラクター固有のパークが他のキャラクターでも使えるようになる仕様、これをティーチャブルパークと呼びます。

今回はこれの簡単な解説とオススメ度についてまとめます。ので、量としては多いです。流石に全キャラの全パーク解説をすると量がとんでもないことになりますので、オススメだけまとめます。「あれとこれとそれを組み合わせると○○の時に便利!」とか言う条件が複雑だったり、面倒なものも省きます。基本は単体、多くて二つ組み合わせでの評価となります。

一応、内容の信憑性を上げるために書いておきますが、筆者はドクターが追加された頃からのプレイ歴。キラー・サバイバー共にランクは最高取得経験あり。

※2024/9/16 時点の情報になります。効果・範囲などは変更される可能性があります。

プレステージ

先ずプレステージの仕様について。これは1,2,3 にする際に共有化されるパークが初期からレベル1,2,3となります。例えばドワイトをプレステージ3にした場合、他のキャラクターで「有能の証明」レベル3が初期から装備可能になっています。これにより新規キャラクターが追加され、それを育成したい場合に初期投資が抑えられたりします。もちろん、レベル1のティーチャブルパークはそのまま各キャラクターのブラッドウェブ上でレベル2,3と取得可能です。

じゃあ全員プレステージ3にした方が良いか?というとそうでもありません。例えばケイトをメインで使う、というようなお気に入りがいた場合、ケイトに大量のBPを使用します。つまりブラッドウェブ上でパーク取得の機会が増えるわけですので、仮にレベル1のティーチャブルパークがあっても、そのままレベル3まで取得できます。なので、取り敢えずの大雑把な意見としては「全員プレステージ1にしておけばok」となります。だけどそんなBP足りないので、優先度のお話になります。

ドワイト

・絆

 36m内にいる味方のオーラが見える。「有能の証明」みたいな、共同行動パークを活用したい場合に使える。味方にチェイスを巻き込まないように使う人もいる。逆もいる。

・有能の証明

 4m内の味方の修理速度を10%加速する。雑に強いが発電意識低い集団だと自分しか発電機に齧りつく人がおらず、腐ったりする。しかし破格の数値。

クローデット

・共感

 128m内の負傷状態の味方のオーラが見える。治療連携だったり、チェイスをどこでやっているかを確認するのにも使えたりする。味方からはオーラが見えないので、治療しようと近づいたら向こうはひたすら離れていくってこともある。

・セルフケア

 最強汎用パーク。35%の速度で自己治療が可能。ただ、これだけだとあまりに時間がかかり、「負傷する度に絶対回復マン」がいると戦線離脱の時間が長すぎてジリ貧になるのはよくあること。

・植物学の知識

 最強汎用パークのお供。治療速度が50%上昇するので、セルフケア使う時はこれも一緒に使うのが基本。他の治療系パークでももちろん、他者の回復も早くなるので色々便利。回復キット使用の効率は低下するので併用しないように。

 セルフケアとこれを組み合わせているからと言っても、仲間が回復してくれるならそちらの方が良いこともあるので、状況を見て判断すること。

メグ

・全力疾走

 通称「スプバ(スプリントバースト)」、150%の速度で3秒間走る。「近くに板窓がない発電機」を触る際に重用される。条件が走るだけなので、雑に使える疲労系パークではある。ただ、これを装備したためにもったいなくて走れなくなるサバイバーも増える。気にせず走ろう。

ジェイク

・鋼の意思

 負傷した時の声を抑えるパーク。物陰に隠れる時に便利。スピリットのメタパーク。キラーは「赤い傷(スクラッチ)・声・勘」で追跡するが、スクラッチの付き方が現環境では終わっていて声が割と頼りになるので、これが無くなるだけでも普通に見失いやすい。個人的にはオススメ。実は疲労していると使えないパークになった。これ自体は疲労を引き起こすことはない。

ネア

・スマートな着地

 高いところから着地した際に、着地の硬直を減らし、声も無くしてその後150%の速度で3秒走る。チェイス時に能動的に使えるが、突発的なチェイス時には使える場所が近くになかったりもする。事前にどこで使えるか考えておくことが重要。

エース

・手札公開

 サバイバーのオーラ可視範囲を16m広げる。血族とかと組み合わせると結構な範囲でキラーの動向が見える。他の範囲可視系パークとの併用前提。

フェン

・しなやか

 高速乗り越えで150%3秒系。板窓のチェイス時に使えるが、要は速度を活かして別のポジションに移動することになるので、近くに別のポジションが無ければ、意味が無い。

・警戒

 オーラ可視系。破壊可能壁とかでも発動するため、キラーがどこにいるか、どこの発電機を破壊したかを確認できたりする。ただ、自動遅延系パークを積んだキラー相手だとあまり有用ではないし、オーラ可視系としては条件がキラーの行動次第で少々特殊なので少々使い勝手はそこまで良くない。

ローリー

・決死の一撃

 通称DS。トンネルされて担がれた時に使える。わざと見つかって時間ギリギリでこれを使うサバイバーが多い。(ただキラー側からすると、動きでなんとなく判るのでそのままスルーしたり)まぁ、取って置いて損はない。

デイビット

・デッドハード

 通称デッハ。フックから復帰後に発動条件を満たす。負傷時に実行可能で、これの発動中に攻撃を受けることで、攻撃を耐えることができる。判定がピーキーなのと、これもキラー視点だが、チェイス時にチラチラ此方を見てくるサバイバーは大体これなので、対策されやすかったりもする。(自分が上手だと思っている人がこれを装備する偏見)

クエンティン

・調剤学

 負傷時に発動可能。箱を漁ると確定で緑キットが得られる。これを持ち帰って在庫を増やしたりする、がキットのグレードが自己の治療速度に影響しなくなったので、有用度は以前ほどでは無くなった。

・寝ずの番

 色々なバッドステータスが30%早く回復するようになる。地味に鬱陶しい忘却・重傷も早まるし、疲労も早くなるので地味に便利。

ケイト

・ウィンドウズ・オブ・オポチュニティ

 32m内の板窓・破壊可能壁がオーラで見える。チェイス時にルートを決めやすく、既に板が消費されているかが判る

ジェフ

・ディストーション

 キラーのオーラ可視行動に対して、トークンを使用してそれを回避する。次回パッチで弱体化されるので将来的優先度は低い。

タップ

・張り込み

 キラーの心音範囲内に一定時間留まるごとにトークンが獲得できる。これはスキルチェックのノーマルをグレートに引き上げる。後述の全集中と併用すると強い。

ナンシー

・執着心

 歩きの速度が20%上昇、自身のスクラッチが見える。走りたくないけど移動したい時に使える。ちょっと地味で効果を実感し辛いが侮れない。

・内なる力

 トーテムを破壊後に発動可能。負傷時にロッカーに8秒隠れると回復する。復帰速度はピカイチだが、キラー側に「ペンティメント」(壊れたトーテムを呪術トーテムとして再利用するパーク)があると面倒になる。壊したトーテムの位置はしっかり覚えておくこと

スティーブ

・ベビーシッター

 フックから救助すると対象が、30秒間、血痕・スクラッチを残さずに10%迅速効果を得る。対トンネルとして最強格。ただ、自分が救助することで、代わりに自分が狙われるリスクがあるのも事実。

木村

・怪我の功名

 負傷時に60秒間、スクラッチと血痕を残さなくなる。負傷ブーストと遮蔽物を利用し、遠くに離れることでキラーを巻くことが可能となる。視認されている状態では当然効果が無い。

ロメロ

(・平常心)

 次回調整対象。変更内容:「初めて発電機の修理を始めたとき、殺人鬼のオーラが6秒間表示されます。」(原文ママ)。第一村人になる可能性が下がる。もしこれが発電機毎の話だとかなり有用になってくる。キラーのパーク「マインドブレーカー」(発電機に触れていると疲労が付与されるヤツ)で完封される。

 

ザリーナ

・オフレコ

 対トンネルパーク。フックから解放されてから80秒間、オーラ可視から逃れ、うめき声を抑え、我慢ステータスを得る。我慢は修理とかそういう「目立つ行動」と呼ばれるアクションで解除されるので注意。トンネルされて辛いと思ったらこれを付けよう。

ジル

・地雷爆破

 なぜか条件が修理40%に引き下げられたキラーストレスパーク。味方に発電機のオーラが見えること、オーラが消える=そこにキラーがいる、と言うことが判るので、情報共有としても強い。私がキラーやる時はこれを使うサバイバーを許さない。

・起死回生

 フックから解放された時に治療が70%進行した状態となる。直ぐに回復をしてもらうことで、素早い戦線復帰が可能となる。

ジョナ

・打開策

 負傷ブーストを2秒間延長する。地味に見えるが、結構遠くに行けるので、有利ポジションに行きやすい。いやしかし地味。

(・是正措置)

 次回アップデートで、共同中の味方のスキルチェックの失敗をグレートにする。悪いことができる。

レベッカ

・全集中

 スキルチェック時のグレートボーナスが積み重ねで増加する。スキルチェック自身ニキが使うと強い。個人的オススメ。

・安心感

 フックに釣られている味方の傍で使用することでタイマーを30秒間止められる。ちょっと前の環境では猛威を振るっていたが、運営のフックカウンター謎増加対応により、キラーからすると正直あっても別にどうとも思わない。

ビットリオ

・霧の作法

 発電機でグレートを出すとキラーのオーラが6秒見える。修理しながら状況が見えるので便利だが、キラー側の「マインドブレーカー」で完封される。

レナート

(・血の騒ぎ)

 次回調整対象。運営の日本語が怪しいが、フックから解放後、疲労系パークを再度使えるようになると読める。トンネル対策として有用。

セーブル

・陰に潜む強み

 地下室で70%の速度で自己治療が可能。効果量だけ見ると「セルフケア・植物学」の枠をまとめられるので強い。ただ、毎回地下室直行となるので、オーラを見られたりすると終わる。後、これを付けている人は「回復?いいよ。俺、地下室で回復できるし」と言って被回復を拒みがち。

おわりに

取り敢えず箇条書きでまとめてみました。あくまで主観ですので、面白そうな組み合わせを見つけて組むのもアリです。下手に効率や最強!という組み合わせに拘らず、楽しめる組み合わせを見つけ、プレイできることを願っております。